- 一歩テック20の2026年6月の定期銘柄入れ替えは3銘柄
- 新規採用|①アーム ②インテル ③パロアルト・ネットワークス
- 【6/24速報】スペースXを臨時採用して異例の21銘柄に!
- スペースXはサブテーマ『クラウド』に該当
- 本格的な組み入れは2026年12月のリバランスか
2026年6月、グローバルX社より「USテック・トップ20ETF(証券コード:2244)」の銘柄入れ替えに関する重要な発表がありました。
このファンドは、投資信託として大人気の商品「一歩先いく US テック・トップ20インデックス(愛称:一歩テック20)」の投資対象(連動指数)であるため、今回の入れ替え内容は一歩テック20のホルダーにもそのまま反映されることになります。
今回、6月15日の定期リバランスにおいて3銘柄の入れ替えが発表された直後、6月24日に『スペースX(ティッカー:SPCX)の新規上場に伴う臨時の銘柄追加』も発表されました。
本来は20銘柄で構成される指数ですが、臨時ルール(Fast entry rule)の発動により、現在は一時的に「全21銘柄」のポートフォリオとなっています。
本記事では、定期リバランスで採用・除外された銘柄の内容から、その後スペースXが即座に組み入れられた最新の構成比率まで、ホルダーが知っておくべき最新の動向を分かりやすくまとめます。
✅スペースXの上場、他の主要投資信託のスペースX採用見込みについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

2026年6月定期リバランスは3銘柄入れ替え
まずは、2026年6月15日に効力が発生した定期リバランスの内容を解説します。
一歩テック20(2244)は年2回(6月・12月)の定期見直しを行っていますが、今回の6月リバランスでは3銘柄が入れ替えとなっています。
実際の新規採用・除外銘柄の早見表は以下の通りです。

✅引用元:【2244】グローバルX US テック・トップ20 ETF(2026年6月 銘柄入れ替え)
製造装置大手のアプライド・マテリアルズ(AMAT)や通信半導体のクアルコム(QCOM)、そして財務ソフト関連のインテュイット(INTU)が除外となりました。
代わって組み入れられたのは、AIチップ設計のアーム・ホールディングス(ARM)、一時期は経営難が噂されたインテル(INTC)、そしてサイバーセキュリティ大手のパロアルト・ネットワークス(PANW)の3銘柄です。
注目すべき点として、アームは2025年6月に新規採用、2025年12月に一度除外となった銘柄ですが、今回2026年6月に再び採用されています。
2026年6月は入れ替えがなかったFANG+と比べると、積極的に入れ替えが発生する仕組みになっていることがわかります。
スペースXを「21銘柄目」として臨時採用!
定期リバランスが完了した直後の2026年6月24日、グローバルX社からさらに臨時の銘柄追加が発表されました。
過去最大の時価総額規模でNASDAQ市場に上場した、「スペースX(スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ / ティッカー:SPCX)」に関するものです。
本来は「トップ20」の名が示す通り20銘柄で構成されるファンドですが、上場直後の超大型株を即座に組み入れる臨時ルール(Fast entry rule)が発動しました。
次回の定期リバランスを待たずに即座に指数へ組み込まれ、現在は一時的に「全21銘柄」を保有するポートフォリオとなっています。

✅引用元:【2244】グローバルX US テック・トップ20 ETF(2026年6月 臨時)
このように、新しく追加されたスペースX(SPCX)の構成比率は「0.38%」と、まずはかなり低い比率からのスタートとなっています。
「超大型株のはずなのに、なぜこんなに低いのか?」と思われるかもしれませんが、これは「臨時採用」であるため、まずは下位のウェイトで暫定的に滑り込ませたと考えられます。
一歩テック20の基本ルールは「時価総額が大きい銘柄ほど比率を高くする(時価総額加重)」です。
そのため、次回の定期リバランス(2026年12月)で、一気に上限🔎キャップである「8%」に買い増しされる可能性が高いと考えられます。
スペースXが採用された「サブテーマ」
一歩テック20に組み入れられるためには、前提として、指数が定める以下の「5つのサブテーマ」いずれかに該当する必要があります。
・自動化(ロボティクス)
・クラウド
・半導体
・コンテンツ/プラットフォーム
・eコマース
そのため、宇宙開発やロケット打ち上げを手がけるスペースXが新規上場したとしても、「そもそもこの5つのテーマに該当するのか?」「ルール上、採用できるのか?」という点が懸念事項となっていました。
結論から言うと、今回のグローバルX社の公式発表資料により、スペースXはサブテーマ『クラウド』に該当するとして採用条件をクリアしたことが判明しました。
本当に『クラウド』なのかこじつけなのか筆者にはわかりませんが、同社が世界中で展開している人工衛星を用いた高速インターネット網「スターリンク(Starlink)」が、次世代の通信・クラウド基盤として評価されたということでしょう。
スペースXは既に時価総額が大きいため、株価の成長性には賛否あるかとは思いますが、一歩テック20の中で少し趣向の異なる銘柄が採用されたことはポジティブ要素ではないでしょうか。
一歩テック20の銘柄選定ルール
最後に、ここまで解説した「サブテーマ」や「キャップ」などの、銘柄選定ルールをまとめます。
一歩テック20は以下のステップで「20社」を厳選しています。

✅引用元:【2244】グローバルX US テック・トップ20 ETF(2026年6月 銘柄入れ替え)
- STEP1:スクリーニング
NASDAQ上場の上位300銘柄、かつ1日平均売買代金1億ドル以上の規模と流動性で候補を絞り込みます(中国・香港に本社を置く企業は除外)。 - STEP2:5つのサブテーマから抽出
先ほどご紹介した5つのサブテーマに該当する企業を時価総額順に選定し、特定の分野に偏らないよう調整しながら20銘柄を集めます。 - STEP3:2つの上限(キャップ)で調整
構成比率は時価総額によって決まりますが、一部の大企業に偏らないように「1銘柄の上限は8%」「1テーマの上限は25%」という制限(キャップ)を設けてバランスを保ちます。 - STEP4:臨時採用ルール(Fast entry rule)
市場に大きな影響を与える超大型株が新規上場した際、次回の定期リバランスを待たずに即座に組み入れる臨時ルールです。今回、スペースXはこのルールによって臨時採用されました。
✅一歩テック20の詳しい銘柄選定の仕組みや、コスト、「当日約定」ができる独自の強みについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ|一歩テック20とスペースXの今後の成長に注目!
2026年6月の一歩テック20は、見どころの多いアップデートの月となりました。
今回の重要なポイントを改めて振り返ります。
- 定期リバランスで3銘柄が入れ替え:アーム(ARM)やインテル(INTC)など、半導体・ハイテク株をタイムリーに補強。
- スペースX(SPCX)が電撃の臨時採用:「Fast entry rule」により、新規上場から次回の定期リバランスを待たずに組み入れ。
- 『クラウド』枠で条件クリア:衛星通信網「スターリンク」が次世代インフラとして評価され、一歩テックに「宇宙」という成長要素が加わりました。
現時点ではスペースXの比率は控えめなスタートですが、同社の時価総額を考えれば、次回の定期リバランス(2026年12月)において上限キャップで本格採用される可能性が高いと考えられます。
ライバルであるFANG+の既存銘柄優先のルールに対し、一歩テック20は積極的に新陳代謝を繰り返し、ポートフォリオを最新化していきます。
この臨時採用が吉と出るか凶と出るかはまだまだわかりませんが、一歩テック20とスペースXの成長に引き続き注目していきましょう!

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