SBIが新ファンド設定!【ナスダック100指数】解説と比較

【2026年5月】SBIでも新ファンド設定!ナスダック100(NASDAQ100指数の解説とどれを買うべきか比較 インデックス投資
記事内に広告が含まれています。
✅この記事の結論
  • 2026年5月、SBI・NASDAQ100・インデックス・ファンドが運用開始!
  • 信託報酬は国内最安|ナスダック100への投資はますます低コストに
  • ナスダック100連動の主要ファンド5本を一覧比較
  • つみたて投資枠対応は、iFreeNEXTに加え2027年のeMAXISに期待

2026年4月、SBIアセットマネジメントから、信託報酬0.1958%(税込)という国内最安コストの「SBI・NASDAQ100・インデックス・ファンド」の設定が発表されました。

これまでニッセイや楽天プラスが競っていた「ナスダック100ファンド争い」に、ついにSBIが参戦した形です。

本記事では、新登場のSBIファンドを含めた主要4銘柄を徹底比較し、「どれを選ぶと正解か」をFPの視点で解説します。

スポンサーリンク

ナスダック100(NASDAQ100)とは

ナスダック100とは、米国のナスダック市場に上場する企業のうち🔎時価総額が大きく流動性が高い銘柄で、金融業を除く100社で構成される指数です。

基本的に時価総額に応じて投資比率が決まる仕組みですが、特定の巨大企業ばかりに偏りすぎないよう、定期的に比率の調整(キャップ調整)が入るのが特徴です。

これにより、エヌビディアやアップルのような巨大企業の成長を取り込みつつ、100社全体への分散効果も維持されるバランスの取れた設計になっています。

以下の画像は、SBI証券の公式サイトに掲載されている、NASDAQ100とS&P500の比較表です。

NASDAQ100とS&P500の比較

✅画像参照元:SBI証券NASDAQ100特集

特に銘柄数と業種傾向に違いがありますが、NASDAQ100のうち、銘柄数としても構成比率としても、8割~9割はS&P500の銘柄と重複しています。

ナスダック100は、S&P500から『金融』を取り除き、成長性の高い情報技術系の銘柄を中心に抽出したような指数となっています。

また、S&P500に採用されるには「米国企業」や「4四半期連続で黒字維持」といった条件がありますが、ナスダック100であれば米国以外の企業や赤字企業であっても指数採用の可能性があります。
この点も大きな違いとなっています。

主要投資信託5本の比較

ナスダック100指数に投資しようと思ったときに、連動する投資信託の選択肢として、主に以下の5本があげられます。

銘柄名信託報酬(税込)設定日純資産総額
SBI・NASDAQ1000.1958%2026年5月
楽天・プラス・NASDAQ1000.1980%2024年1月約1,939億円
ニッセイNASDAQ1000.2035%2023年3月約4,817億円
eMAXIS NASDAQ1000.2035%2021年2月約2,331億円
iFreeNEXT NASDAQ1000.495%2018年8月約2,803億円

まずは2018年にiFreeNEXT NASDAQ100が設定されました。その後2021年にeMAXIS、2023年にはニッセイも参戦しています。

eMAXISは当初の信託報酬が0.440%でしたが、後発であるニッセイの手数料水準に追随し、2024年6月13日から0.2035%に引き下げました。

その後2024年1月からは、楽天プラスが最安水準(さらにポイント還元)となっていました。

2026年4月に新たな動きとして、手数料やポイント還元で最安となる「SBI・NASDAQ100・インデックス・ファンド」のリリースが発表されました。

筆者は楽天証券をメインで利用していることもあり、楽天・プラス・NASDAQ100を保有しています。

ナスダック100ファンド|どのファンドを選ぶべき?

ここからはナスダック100の今後の投資戦略について、具体的に検討します。

既に保有している投資信託

これまでに購入して、既に保有しているナスダック100投資信託については、無理に買いなおしをせずそのまま保有しましょう。

特定口座であれば、買いなおし時に利益に課税されることで元本が減ってしまい、リターンが悪くなる可能性が高いです。NISA口座であれば含み益分が枠の外に出てしまい、再投資の際は、再度枠を消費することになります。

今後の購入分については、これから投資する方と同様に以下の考え方を参考にしてください。

つみたて投資枠を活用したい

つみたて投資枠を活用したい場合は、現状では最古参であるiFreeNEXT NASDAQ100しか選択肢がありません。

ナスダック100ファンドのパイオニアですが、今となっては手数料水準が高くなっています。

他のファンドでも成長投資枠で購入することはできるため、つみたて投資枠をナスダック100で埋めたい場合を除くと、あえて選ぶ理由は薄いと言えます。

楽天証券・SBI証券ユーザー

楽天証券ユーザーであれば、楽天プラスファンドが最有力です。わずかな差ではありますが、手数料で有利な上に、保有額に応じたポイント還元の仕組みがあります。

これはSBI証券ユーザーも同様で、5/21に運用開始されるSBI・NASDAQ100が最もお得と考えられます。

それ以外の証券会社

それ以外の証券会社であれば、資産形成ジャーナルでは、「ニッセイよりもeMAXIS」をおすすめします。
理由は2つあります。

eMAXISシリーズは過去に一度、後発のニッセイに対して手数料引き下げをした実績があるため、今後またどこかのタイミングで業界最安を奪還してくる可能性があります。
オルカンやS&P500といった「eMAXIS Slimシリーズ」が大人気なことで、運営としては収支に余裕があるとも考えられます。

もう1つの理由は、ニッセイよりも早い2027年からつみたて投資枠の対象になる可能性があるためです。

三菱UFJアセットマネジメントから2026年1月に発表されたレポートでは、2027年のつみたて投資枠対応について以下の記載があります。

eMAXIS NASDAQ100 NISAのつみたて投資枠に関する現状と今後の方針

『eMAXIS NASDAQ100インデックス』5周年レポートより抜粋

つみたて投資枠の対象になることが確定しているわけではありませんが、設定が2023年3月であるニッセイの場合は最速でも2028年以降のため、この点でも有利な可能性が高いといえます。

オルカンやS&P500で大人気のSlimシリーズで『eMAXIS Slim NASDAQ100』を新たに設定しない理由は、このように「つみたて投資枠」を意識した結果かもしれません。将来的にSlimシリーズ並の手数料水準になることにも期待されます。

まとめ|ナスダック100への投資はさらに低コストに

2026年5月の「SBI・NASDAQ100・インデックス・ファンド」参戦が発表され、ナスダック100への投資環境はさらに整備されました。

これまで、特にSBI証券ユーザーはナスダック100ファンドに興味を持っていても、「eMAXIS Slimシリーズ」と比べて一回り割高な手数料に抵抗があったかもしれません。
しかし「国内最安」が実現したことで、ナスダック100ファンドへの投資を後押ししてくれるきっかけになります。

SBI証券ユーザー以外の方も、この機会に改めて自分のポートフォリオを見直してみてはいかがでしょうか。

【重要事項】 当記事は、各投資信託に関する情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の勧誘を目的としたものではありません。投資には元本割れのリスクや、市場の変動、為替レートの変動等により損失が生じる可能性があります。また、過去の運用成績は将来の運用成績を保証するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任において、十分な情報に基づいて行ってください。

タイトルとURLをコピーしました