【楽天株主優待2025】無料SIMの使い方&注意点|月額0円で通信費を節約する副回線の活用法

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楽天の株主優待で提供される無料のSIMカードをご存知でしょうか?このSIMは月額無料で音声+データ通信30GBを、1年間利用できます。

筆者は2024年12月に初めてこの優待の権利を取得し、2025年6月に優待SIMカードが届きました。現在は実際にiPhoneで副回線として活用しています。

本記事では、楽天株主優待の無料SIMの基本情報から活用方法、注意点までをわかりやすく解説します。

次回楽天の株主優待を利用を検討したい方や、筆者同様に今年から通信費を節約したい方は、ぜひ参考にしてください。

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楽天株主優待とは?

楽天グループ(証券コード:4755)の株主優待は、楽天モバイル回線の音声+データ通信(30GB/月)が1年間無料、つまり「無料SIMカード」が特典として提供されるものです。

楽天グループ株式会社コーポレートサイト:株主優待制度

優待の概要と対象者

今回の株主優待の対象者は、2024年12月末日時点の株主名簿に記載された、1単元以上を保有する株主です。

つまり権利確定日の2024年12月27日朝時点で楽天グループの株式100株を保有していれば、2025年6月頃に優待SIMが配布される対象でした。

優待SIMのメリットとは?

楽天株主優待の無料SIMは、月額基本料金が無料で利用できるSIMカードです。

楽天モバイルのネットワークを利用しており、国内でのデータ通信や通話が可能です。契約期間の縛りや解約手数料はなく、自由に利用や解約ができます。

SIMは物理SIMまたはeSIMを選択でき、対応端末であればデュアルSIM運用も可能です。

優待SIMでできないこと

便利な優待SIMですが、利用上の制限があります。

まず、他社からの電話番号を引き継ぐMNP(携帯番号ポータビリティ)は利用できず、優待期間の1年が終わったときもMNPで解約することができません。

さらに、楽天市場の買い物で受けられるポイントアップ(スーパーポイントアッププログラム・SPU)の対象外となるため、ポイント倍率の恩恵を受けることもできません。

これらの制限を理解した上で利用しましょう。

優待権利に必要な投資額

優待SIMを受け取るためには楽天グループの株を最低100株保有することが条件です。

ここ1年ほどの株価を基にすると投資額は6万円から10万円の間、およそ8万円前後となっています。

比較的少額の投資で優待の権利を得られるため、通信費の節約を考えている方にとっては手軽な選択肢と言えるでしょう。

この優待SIMでいくら節約できるかは人によりますが、10万円の投資に対して2万円節約できれば、優待利回りは20%となり破格の水準です。

権利確定日の1日だけ株を保有すれば優待の対象ではありますが、この1日は権利落ち日といって、理論的には株主優待分の株価が下落する可能性が高いので注意が必要です。

優待SIMの活用方法

優待SIMの特徴や制限を踏まえると、優待SIMは主回線の通信費節約を目的とした副回線利用に最適です。

iPhoneなどのデュアルSIM対応端末で副回線として設定し、主回線のデータ通信量を抑えます。

楽天モバイルの「最強プラン」など、データ通信量に応じて月額料金が変動するプランを契約している場合、優待SIMを併用してデータ通信を分散させることで、主回線の月額料金を安くできますね。

このように、優待SIMは“コスパの高い副回線”として、日常の通信費を大きく削減するお金のツールになります。

【iPhone対応】優待SIMの設定手順と使い方

具体的には以下のステップで、優待SIMを活用して主回線のデータ通信量を抑えます。

  1. デュアルSIM対応の端末に設定する
    物理SIMでもeSIMでも構いませんが、まずはお手持ちのスマホにメインSIMと優待SIMの2つを入れます。iPhoneなど最近のスマホはほとんどがデュアルSIMに対応しています。
  2. データ通信を副回線(優待SIM)に設定
    スマホの設定で、データ通信を優待SIM(副回線)に設定します。これにより、データ通信の利用を優待SIM側にできます。
    ※iPhoneであれば、設定⇒モバイル通信⇒モバイルデータ通信⇒優待SIMを選択
  3. 毎月30GBまで通信を利用
    優待SIMには30GBのデータ通信容量があります。この範囲内でインターネットやアプリを利用できます。
  4. データ通信量が使い切るまで使う
    30GBがなくなるまで副回線で通信を行い、月末まで30GBで足りれば節約効果が最大化します。もしデータ容量が足りなくなって通信制限がかかった場合は…
  5. 使い切ったら主回線に切り替え
    通信容量が上限に達したら、主回線に切り替えて通信を継続しましょう。通信切れを防ぎつつ料金を抑えられます。

主回線はデータ通信量が少ないプランで
このような利用方法で、楽天モバイルなどのデータ通信量に応じて月額料金が安くなるプラン、もしくは
日本通信やLINEMOなどのデータ通信量が少なく月額料金が安いプランと相性抜群です。

格安SIMで月間30GB以内に抑えるも良し。

毎月10GB~50GB使うような人は、楽天モバイルを選択し主回線のデータ使用量を20GB以内・3GB以内を目指すのも良いですね。

データ使用量の確認方法

楽天の優待SIM側では、月間30GBのうちどのぐらい使ったかを確認するツールありません。ある日30GBを使い切ったらいきなり速度制限がかかることになります。

それでは不便という人はスマホ側の機能で確認しましょう。

iPhoneであれば設定の『モバイル通信』で、アプリごとの使用量と合計使用量を参照できます。

前回のリセット以降のデータ使用量が累積表示されますので、画面1番下の『統計情報のリセット』で月初にリセットしておくと見やすいでしょう。

電話番号を引き継ぎたい!優待SIMの継続利用

優待SIMは前年と同じ「株主番号」で申し込むことで、電話番号を継続利用できる仕組みとなっていました(2025年実績)。

来年以降も同様の対応があるとは限りませんが、株主番号が変わらなければ来年の優待SIMでも電話番号継続の可能性があるため、以下の点を覚えておきましょう。

■株主番号を維持するためのポイント

  • 12月末だけでなく6月末の「基準日」にも100株以上を保有しておくこと
  • 証券口座を変えずに、同じ名義で保有していること

株主番号は「6月末時点の株主名簿」に記載された情報で管理されます。

少なくとも今年は(他の期間は保有していないとしても)、6月と12月の基準日に100株保有していることで、同じ電話番号を使い続けることが可能でした。

ただし臨時の基準日が設定される可能性がゼロではないため、1年間ずっと100株を保有し続けると無難です。

繰り返しになりますが株主優待制度自体は毎年見直される可能性があります。2024年12月の例では、株主優待の継続が12月6日に発表されました

制度の変更・終了リスクには十分に注意してください。

まとめ|楽天株主優待SIMは節約効果大!

このように楽天の株主優待でもらえる「無料SIM」は、通信費の節約に大いに役立ちます。

もし電話番号にこだわりがなければそれだけで生活することもできますし、メインの電話番号を手放せない人も、副回線としてデュアルSIM運用すれば月額料金を抑えることが可能です。

来年の優待SIMを検討している方も、活用方法のイメージが湧いたのではないでしょうか。来年の優待内容や12月の株価にもよりますが、お得度は高いと言えます。

特徴や注意点をしっかり押さえて、優待SIMを節約にフル活用しましょう。

【重要事項】本記事は楽天グループ株主優待の無料SIMに関する情報を提供していますが、投資に関する最終的な判断はご自身の責任で行ってください。株式投資には価格変動リスクが伴い、元本割れの可能性もあります。また、優待内容や条件は企業の都合で変更・廃止されることがあります。最新情報の確認と、ご自身の資産状況や投資目的を十分に考慮のうえ、慎重に判断してください。

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