用語集

こちらは『資産形成ジャーナルの用語集』です。
投資・資産形成に関する専門用語を初心者向けにわかりやすくまとめています。
記事を読んでいて「意味が分からない用語」があれば、ぜひこのページで確認してください。

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あ行

・ アセットアロケーション
資産配分。投資資金を複数の資産に分ける、戦略的な配分方針。リスク許容度に応じて比率を調整することで、長期投資の成績を安定させやすくなる。
■例:株式:60% 債券:30% 現金:10%

・アノマリー
季節性や周期性の傾向。株式市場や指数の過去の価格動向から統計的に観察される、一定のパターンや傾向のこと。必ずしも理論的に説明できるわけではないが、経験則として知られる。
■使用例:「Sell in Mayは株式市場の有名なアノマリーだ」

か行

・為替ヘッジ
外国資産に投資する際に、為替変動による損益を抑えるために行う手法。円高や円安による影響を軽減し、投資対象の資産価値の変動を通貨の影響から分離することを目的とする。
■注意点:為替ヘッジありの投資信託の場合、為替リスクを抑えられる反面、一般的に手数料の負担は増える。

・基準価額
投資信託の購入・売却などの取引時に基準となる価格のことで、一般的に1万口あたりの価格が用いられる。基準価額は運用成果(指数・為替・手数料等)によって日々変動し、購入時と売却時の基準価額の差が投資家の損益に。
■注意点:同一投資信託における値動きの指標であり、他の投資信託と『高いか安いか』を比較するものではない。

・キャピタルゲイン(値上がり益)
株式や投資信託などの価格上昇によって、売却したときに得られる利益。
■使用例:「A社の株はキャピタルゲイン狙いで保有する」

・キャップ(上限)
投資においては、金融商品や指数などで設定される最大値・制限値のこと。投資信託では構成比率の上限を意味する場合が多い。
■使用例:「構成銘柄1社のキャップは10%」

・均等加重平均
指数を構成する銘柄を、銘柄ごとに同じ比率で組み入れる算出方法。銘柄の時価総額に関係なく、すべて均等に指数へ反映される。
■関連語:時価総額加重平均

さ行

・時価総額
企業の株価×発行済株式数で計算される、企業の規模を表す指標。
■例:株価1,000円×発行済株式数1億株=時価総額1,000億円

・時価総額加重平均
指数を構成する銘柄を、時価総額の大きさに応じて比率を決める算出方法。時価総額が大きい企業ほど、指数の中で比率が高くなる。
■関連語:均等加重平均

・純資産総額
投資信託やETFの、全資産から負債を差し引いた合計額。運用資産の規模を表す指標で、規模が大きいほど流動性や運用効率が高くなる傾向がある。値上がりや購入によって増加し、値下がりや売却によって減少する。

・ 信託報酬
投資信託を保有する際にかかる手数料。信託報酬は日々の基準価額の計算に含まれており、別途支払うわけではない。
投資信託ごとに示されている%は、保有額に対する年間の手数料割合。
■例:信託報酬が0.1%の投資信託を100万円分保有した場合、1年間の手数料は1,000円。

た行

・定期リバランス
リバランスの一種。指数や投資信託の構成を、あらかじめ決められたルールに沿って一定の周期で自動的に調整し、比率がずれた場合には元の配分に戻したり、銘柄の入れ替えを行ったりする。
■例:FANG+は四半期ごとの年4回、定期リバランスを実施

・騰落率
一定期間における投資資産の価格変動の割合。前期や基準価格に対して、どれだけ値上がりしたか、あるいは値下がりしたかを示す。
■使用例:「この投資信託の今年の騰落率は+12%だった」

・ ドローダウン(下落率)
投資信託や株式などの価格が、一定期間の中での高値(ピーク)からどれだけ下落したかを示す指標。下落幅が最大となったものを「最大ドローダウン」と呼ぶ。
■例:直近の高値が100万円で、そこから70万円まで下がった場合、ドローダウンは▲30%

な行

・ナンピン
保有している株式や投資信託の価格が下がったときに、平均取得価格を下げる目的で同じ銘柄を追加で購入すること。
■使用例:「値下がりしたので、ナンピンして平均取得価額を下げた」
■関連語:平均取得価額

は行

・バックテスト
過去の価格や指標データを使い、投資戦略や取引ルールが過去にどの程度有効だったかを検証すること。個人の投資判断だけでなく、指数や投資信託を設定する際にも利用され、理論上のパフォーマンスやリスクをシミュレーションする。

・バリュエーション
利益や資産などの企業価値評価のことで、今の株価が安いか高いかを判断する基準になります。
■例:株価収益率(PER)、株価純資産倍率(PBR)

・ファンド・オブ・ファンズ(Fund of Funds)
直接的に株式や債券に投資するのではなく、投資信託やETFなどの「他のファンドに投資する」投資信託のこと。

・平均取得価額(平均取得単価)
保有している株式や投資信託を購入した際の取得価額の平均。ナンピンや投資信託の積み立てなどで同じ銘柄を複数回購入した場合、購入単価の平均を計算して求める。
■関連語:ナンピン

・ポートフォリオ
資産構成。投資家が実際に保有している複数の資産の組み合わせ全体。株式・債券・現金など、どの資産をどのくらい持っているかを示す。
■使用例:「リスク分散のため、ポートフォリオに債券も組み入れる」

・ボラティリティ
価格がどれくらい上下にブレるかを表す「変動の大きさ」。ボラティリティが高いほど途中の値動きが激しくなり、下落局面では資産が大きく減る可能性もある。「ボラ」と略すこともある。
■使用例:「FANG+はボラティリティ(ボラ)が高く、値動きが荒い」

ま行

・モメンタム
勢い。投資においては、株価や指数などの価格が上昇または下落する勢いのこと。過去の値動きが今後の値動きに影響を与える傾向を示す指標として、テクニカル分析でよく使われる。
■使用例:「直近の株価上昇はモメンタムが強いと判断できる」

ら行

・リバランス
資産配分の見直し。保有する資産の比率が目標からずれた場合に調整して元の配分に戻すこと。
個人のポートフォリオだけでなく、指数や投資信託における構成比率の調整や、構成銘柄の入れ替えも「リバランス」と呼ばれる。
■関連語:ポートフォリオ

・レバレッジ
てこの原理。自己資金に対して借入や金融商品を活用し、投資の取引規模を大きくする仕組み。値動きが増幅されるため、利益も損失も大きくなる。
■使用例:「この投資信託は2倍のレバレッジがかかっていて、値動きが大きい」

英字

・ETF(上場投資信託)
証券取引所に上場している投資信託のこと。通常の投資信託は1日1回の基準価額で売買するが、ETFは株式と同様に市場でリアルタイムに売買できる。複数銘柄に分散投資する点は投資信託と同じ。