- 海外投資信託を今日注文するといつの基準価額で買えるか
- 注文の締め切り時刻:平日の15:30
- 土日祝日の扱いは?
- クレカ積立の決済スケジュール
新NISAで人気のオルカンやS&P500などは、すべて「海外投資信託」に分類されます。
これら海外の資産に投資する商品は、国内の投資信託とは異なり「今すぐ買いたい!」と思っても、注文した瞬間の株価では買えない仕組みになっているのです。
「いま注文したらいつの基準価額(株価)になるのか?」 「土日に注文した分はいつ反映されるのか?」
海外投資信託特有の「注文・約定スケジュール」を、FP・証券外務員の視点で簡潔に即答します。
注文の締め切り時刻は「平日15:30」
オルカンやS&P500などの投資信託には、その日の注文として受け付ける「当日分の締め切り時刻」が決まっています。
平日の15:30までに注文すると、次の平日の基準価額で約定することができ、これが最速です。
- 平日15:30まで: 当日の注文として受理
- 平日15:30を過ぎると: 翌営業日の注文扱い
最速で購入(売却)したい場合は、平日15:30の壁を意識する必要があります。
土日祝日の扱いは?(注文と約定のズレ)
投資信託の取引は「営業日(平日)」単位で動くため、土日や祝日に注文ボタンを押しても当日が注文日になりません。
- 「金曜日15:30以降」や「土日」に注文した場合:
- 休み明けの月曜日が「注文日」⇒ 翌日の火曜日が「約定日」
- 金曜15:30を過ぎたら、月曜15:30までの注文と同じ注文日に
- 祝日を挟む場合: 「日本の祝日」および「米国の祝日」で市場が閉まっている場合は、注文日や約定日が後ろ倒しになります。
いつの株価で買える?「1営業日」のタイムラグ
このように海外投資信託は、注文した日の株価では買えず、次の営業日である「約定日」に決まる基準価額が適用されます。
そのため、注文が受理されてから実際に価格が決まるまでに、少なくとも「1営業日分」の値動き(為替や株価の変動)が発生します。
たとえば「今日の基準価額で買いたい!」ということは仕組み上できないため、注文してから約定日までに、数パーセントの変動があることは覚悟しておきましょう。
【例外】当日約定する投資信託
この記事は海外投資信託について解説していますが、日経平均やTOPIXに連動する国内投資信託は、15:30までに注文すれば約定日も同じ日であり当日約定します。
これに対し、海外投資信託は「翌営業日」が約定日となるのがルールですが、海外指数ベースでありながら当日約定できる例外が存在します。
✅国内上場ETFに連動する投資信託
「国内に上場しているETF」に連動する商品であれば、投資対象が海外指数であっても、例外的に国内投資信託と同じスケジュール(当日約定)で取引が可能です。
具体例: 一歩先いく US テック・トップ20インデックス
「海外に投資したいけれど、注文した日の価格ですぐに約定させたい」という方にとっては、タイムラグを減らせる選択肢となります。
クレカ積立の決済スケジュール
注文日から約定日のタイムラグも複雑ですが、積立投資をしている方がさらに混乱するのが、お金が引かれる日(決済日)です。
- クレカ決済日(支払い発生): 注文日の 前月15日頃
- 注文日: 毎月の設定した日(毎月1日や8日など)
「お金は先月払ったのに、まだ資産に反映されない」のは、このスケジュールによるものです。
まずは購入金額がカード決済されてから、翌月の注文日に自動で注文が出され、その翌営業日に約定することになります。
まとめ|海外投資信託の約定日は最速でも翌日
今回は、海外投資信託の基準価額が決まるタイミングと、注文の締め切りについて解説しました。
- 注文の締め切り: 平日15:30(過ぎると翌営業日の注文扱い)
- 約定日: 注文が受理された日の翌営業日
- 土日祝日の注文: 休み明けの平日が注文日となり、さらに翌平日が約定日に
- 適用される株価: 約定日の夜に決まる基準価額
- 重要: 注文から約定まで、少なくとも 「1営業日分の値動き」 が発生する
投資信託の注文日と約定日の仕組みを正しく理解して、インデックス投資を続けていきましょう!
💡注文日から約定日までの値動きや基準価額の算定タイミング、保有資産への反映タイミングについて詳しく知りたい人は、以下の記事をぜひチェックしてください。

