FANG+の今後の入れ替え銘柄を予想|新規採用・除外の候補は?

資産運用・投資
記事内に広告が含まれています。
✅この記事の結論
  • FANG+は6銘柄が原則固定、残る4銘柄が入れ替え対象
  • 今後の新規採用候補は、選定基準に基づく最新ランキングの上位銘柄
  • ただし既存銘柄には、除外されにくい「トップ10維持ルール」がある
  • 以上を踏まえると最新のランキングから順当に新規採用・除外が起きる可能性が高い

FANG+(ファングプラス)は、米国の成長企業10社で構成される人気の株価指数です。
ただし、この指数は一度組み入れられた銘柄がずっと固定ではなく、定期的に構成銘柄の入れ替えが行われています。

この入れ替えの際は、銘柄選定基準に則ったランキングをもとに、新規採用銘柄および除外銘柄が決定されます。

本記事では、FANG+(ファングプラス)の今後の入れ替え予想として、公式ルールと最新ランキングを参考に、新規採用・除外の候補銘柄を整理します。

引用元:大和アセットマネジメント株式会社 iFreeNEXT FANG+インデックス

スポンサーリンク

銘柄入れ替えのルールと選定基準の概要

FANG+は、一定の銘柄選定基準に基づき、定期的に構成銘柄の入れ替えが行われる株価指数です。
銘柄選定の主なポイントは、以下の3点です。

・特定のセクターに属する米国企業10社に均等投資
・FAANMG(※)の6銘柄は原則として固定
・残り4銘柄は、4つの指標によるランキング上位銘柄を採用

※Facebook(Meta)、Amazon、Apple、Netflix、Microsoft、Google

FANG+の銘柄選定基準とこれまでの入れ替え履歴は、別記事で詳しく解説しています

入れ替え候補となる4銘柄について

前述のとおり、本指数では6銘柄が原則固定となっているため、入れ替えの可能性があるのは残る4銘柄です。

  • エヌビディア
  • ブロードコム
  • クラウドストライク
  • パランティア(2025年12月に新規採用)

これらの銘柄は、時価総額や売上高成長率など4つの指標に基づいて算出されたスコアにより、ランキング上位銘柄としてFANG+に組み入れられています。

今後の定期リバランスにおいて、これらの銘柄が採用基準を満たさなくなった場合、除外および入れ替えが行われる可能性があります。

今後の銘柄入れ替えの予想方法

今後の銘柄入れ替えを予想するためには、銘柄選定基準に基づく最新のランキングを参照します。
入れ替え発生時に上位の銘柄が選ばれるため、現在ランクインしている銘柄が、新規採用の可能性が高いことになります。

最新のFANG+指標スコアランキング

以下のランキングは2025年12月にパランティアが新規採用された際のランキングです。

FANG+指標順位(2025年12月)

このランキングでは、指標を総合的に評価した結果、エヌビディアやブロードコムといった既存銘柄が引き続き上位を維持しています。

一方で、アップラビンやAMD、マイクロン・テクノロジーなど、現時点で構成銘柄に含まれていない企業もランキング上位に位置しています。
これらの銘柄が、今後の新規採用候補として注目される銘柄です。

既存構成銘柄の除外の条件

入れ替えが発生するかどうかのもう1つのポイントとして、FANG+には、既存構成銘柄が『トップ10入りを維持』していれば除外されないというルールが存在します。

これは一時的な評価や値動きによる順位の変動で、頻繁に入れ替えコストが発生することを避けるための仕組みです。

このランキングの中でも、クラウドストライクはアップラビンやAMDに抜かれていますが、10位以内のため除外されていません。
仮にクラウドストライクが11位まで後退していれば、サービスナウとともに除外され、代わりにアップラビンが新規採用されていたと考えられます。

トップ10維持ルールの注意点

このトップ10維持ルールがあることによって、ランキングの上位4銘柄がそのまま組み入れられるわけではない点には注意が必要です。

こちらはパランティアが新規採用される1年前となる、2024年12月以降のリバランス時点のランキング一覧表です。

実はパランティアは、2024年12月時点ですでに、当時の構成銘柄であったサービスナウやクラウドストライクを上回り3位にランクインしていました。

その後、2025年6月にはブロードコムを抜いて2位となっていますが、既存の4銘柄がいずれもトップ10を維持していたため、まだ入れ替えは発生していません。

そして2025年12月、サービスナウがトップ10を維持できなかったことを契機に、ようやく新規採用となりました。

このように、FANG+には既存構成銘柄がトップ10から陥落しない限り、入れ替えは発生しないという注意点があります。

新規採用銘柄・除外銘柄の候補

それではランキングをもとに、新規採用と除外銘柄の候補を整理します。

新規採用の有力候補

現在のランキングを踏まえると、新規採用の有力候補として挙げられるのは以下の銘柄です。

  • アップラビン
  • AMD
  • マイクロン・テクノロジー

いずれも銘柄選定基準に基づくランキングで上位に位置しており、入れ替えが発生した場合には、順当に採用候補となる可能性が高いと考えられます。

なかでもアップラビンは、約1年にわたり安定して4位を維持しており、新規採用銘柄の筆頭候補です。

除外候補と入れ替え発生時期

現時点のランキングを踏まえると、除外候補として可能性が高いのはクラウドストライクです。

しかしFANG+は、既存構成銘柄がランキング10位以下とならない限り入れ替えは発生しません。
このため、入れ替え時期については既存銘柄の順位動向次第となり、予測することは難しいのが実情です。

今後、クラウドストライクが順位を回復し、再び4位以内に戻る可能性がある一方で、10位以内にとどまり続けることで、2025年のようになかなか入れ替えに至らない可能性もあります。

FANG+今後の入れ替え予想まとめ

ここまで、FANG+の銘柄選定基準と最新の指標スコアランキングをもとに、構成銘柄の入れ替えについて確認してきました。

指標スコアに基づく現時点の入れ替え予想としては、新規採用銘柄の候補にアップラビン、AMD、マイクロン・テクノロジーが挙げられます
一方、除外候補として意識されるのはクラウドストライクです。

入れ替え時期については、既存銘柄のいずれかがトップ10を維持できなくなった場合に限られるため、事前に正確な時期を予測することは困難です。

次回リバランスとなる3月に入れ替えが発生する可能性もあれば、1年以上この状況が続く可能性も考えられます。

いずれにしても、実際の構成銘柄はFANG+の銘柄選定基準に則って決められるため、今後もランキング動向の確認が重要です。

【重要事項】 当記事は、各投資信託に関する情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の勧誘を目的としたものではありません。投資には元本割れのリスクや、市場の変動、為替レートの変動等により損失が生じる可能性があります。また、過去の運用成績は将来の運用成績を保証するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任において、十分な情報に基づいて行ってください。

タイトルとURLをコピーしました