『AirTag』(エアータグ)とは、apple社の紛失防止用GPSタグです。
自分のiPhoneとAirTagを同期させておくことで、iPhoneのマップアプリ上でいつでもAirTagの現在地を確認できるようになります。
購入後に簡単な設定をするだけで様々なトラブルに備えることができ、実際にトラブルが起こらないとしても、日々の安心に繋がる便利グッズです。
今回はAirTagを紹介します。
AirTagの機能
AirTagを持ち物につけることで紛失時に探すことができるようになりますが、その機能は主に4つあります。
1つめは登録したAirTagの位置情報をマップで表示できる機能です。
これは離れていても、世界中の誰かのiPhoneやiPadが接近することで自動的に位置情報を共有しているそうです。
誰も近づかないような秘境に忘れてこない限り、持ち主はAirTagの場所を知ることができます。
「iPhoneを探す」を使ったことがあるようでしたら、似ていますのでイメージしやすいと思います。
2つめは近距離にあるときに、方角や距離をiPhoneの画面で確認する機能です。
こんな感じで画面に表示されますので、動き回りながら矢印と距離でAirTagを探すことができます。
※iPhone11以降の機能になります
3つめはAirTagが離れたときに通知が来る機能です。
ONにしておくことで、所持品が自分から離れたことを知ることができます。
4つめは紛失モードです。
いざ紛失してしまったときにこの紛失モードをONにしておくと、AirTagに誰かがスマホをかざしてくれれば、そこに持ち主の電話番号やメールアドレスを表示できます。(事前設定が必要です)
見つけてくれた人の人間性にも左右されますが、この紛失モードによって連絡を貰えて発見に繋がるかもしれません。
AirTagの使い方
ここからはAirTagの効果的な使い方を説明します。
AirTagはこのように500円硬貨くらいの大きさです。
直径:31.9mm 厚み:8.0mm 重さ:11g
重さもほとんどありませんが、ちょっと厚みはありますね。
財布やキーケース
1番の使い道はこれになるでしょう。
財布やキーケースにAirTagを入れておくことで、紛失や盗難にあったときにすぐに位置を把握できます。
トラブルではなくても、自宅や飲食店でふと見当たらないときはすぐ探すことができます。
そもそもAirTagが離れたという通知がなければ、必ず近距離にあることになります。
「さっきの店に忘れてきたかも!」なんて焦ることが多い(しかも忘れていなくてすぐ見つかる)ような人は、AirTagをつけておくだけで安心感が違います。
車やキャリーバッグ
車やバイク、旅行時のキャリーバッグにつけることで、万が一の盗難に備えることができます。
他にも楽器や仕事の荷物など、貴重なものを持ち運ぶことが多い人にもおすすめです。
特に高級車は盗難リスクが高くなっていますし、実際に車を盗難されたものの、AirTagによって事なきを得たニュースも見たことがあります。
あとは広い駐車場でどこに停めたかわからなくなって、探すことが多い人にも有用かもしれません。
子どもやペット
子どもやペットにAirTagを持たせることは、公式には非推奨になっています。
位置情報といってもリアルタイムで更新されるわけではなく、移動の履歴がわかったりもしませんので、動き回る対象の捜索には不向きといえるからです。
位置情報がぬるぬる動くわけではなく「数分に1回更新される」ような精度になっています。
それを理解した上で、日常生活で「学校や塾に着いているか」「どこで遊んでいるか」などおよそ把握できればいいようであれば十分役に立ちます。
施設内で迷子になったくらいなら発見できそうですが、行方不明など緊急時の対策としては不十分でしょう。
AirTagのコスト
最後にAirTagのコストです。
月額費用はかかりませんので、ほぼ最初に購入する費用だけで利用できます。
ボタン電池が内蔵されていて1年~1年半ごとに交換が必要ですが、数百円なので気にする金額でもありません。
電池交換の時期はiPhoneに通知がきて教えてくれます。
購入価格はこちらでご確認ください。
使い道が多そうでしたら、4個セットで購入するとさらにお買い得になります。
まとめ:AirTagで備えあれば憂いなし!
今回は、2年前に購入して常に財布入れているAirTagを紹介しました。
唯一がっかりしている点があり、財布が離れたときに通知まで数分かかることです。
買い物に行って駐車場の車に財布を忘れたときに、通知が来たときには既に店の中・・・この点はもう少し早く通知して欲しいといつも思ってしまいます。
とはいえ、大切なものにAirTagをつけておくことで大きな安心感に繋がることを身をもって体感しています。
ぜひ活用してみてください!