投資初心者はほぼ失敗する!避けるべき投資手法3選。

自己啓発
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2024年1月から新NISA制度がスタートし、日本人の投資への関心は高まっています。

新NISA制度自体は非常に有用で、使わない手はない制度です。初心者でも大失敗はしないように投資対象も絞ってくれています。

しかしここで懸念されるのは、投資初心者が勢い余ってハイリスクな投資に手を出して失敗しないかということです。

今回は、投資初心者が手を出すとほぼ失敗する、あるいは詐欺に遭いかねない投資を紹介します。

初心者にはリスクが高い投資

前提として、投資のリスクとリターンは表裏一体です。ハイリターンの投資であればあるほど、元本を減らすリスクは高まります。

ローリスク・ハイリターンはありえないということです。(逆にハイリスク・ローリターンの詐欺まがいの投資は存在しますが・・・)

これから紹介するのはリスクが高すぎたり、リスクとリターンが見合わなかったりする、少なくとも初心者は避けるべき投資です。

仮想通貨

1つめは仮想通貨です。「ビットコイン」や「イーサリアム」など耳にしたことがある方が多いでしょうか。

理由は①資産に実態がなく②価格変動が激しく③仮に儲かっても税金が非常に高いからです。

資産に実態がないため仮想通貨はその価値が担保されていません。仮に不正取引や、取引所がハッキングされるような事態になっても補償されないと考えられます。

価格変動はリスクとリターンの問題なので一概にデメリットとは言えませんが、何倍もの価値になる可能性がある反面、無価値になってしまうことも想定されます。

税金については、株や債券であれば利益の20.315%ですが、仮想通貨の場合は最大で利益の55%を税金として納めなければなりません。

NISA制度の対象の投資先と比べると非常に不利ですね。

レバレッジ型の投資信託

2つめはレバレッジ型の投資信託です。

レバレッジとは「てこの原理」の「てこ」のことです。自己資金にまるで「てこの原理」のようにレバレッジをきかせ、少ない自己資金で大きなリターンを狙う手法ですね。

レバレッジ自体はFXや不動産投資でも一般的に使われる言葉で、必ずしも危険なわけではありません。

しかし投資初心者にとっては「投資信託」が、長期分散投資の対象として認知されている中で、このレバレッジ型の投資信託は注意が必要な商品です。

レバレッジナスダック(通称レバナス)やSOXLがあげられます。

初心者でも手を出しやすい投資信託ですが、リスクとリターンが見合っていません。そのリスクの大きさから新NISA制度の対象外になっています。

どんな投資であれ初心者はレバレッジと聞いたら避けるようにしてください。

ワンルームマンション投資

最後はワンルームマンション投資です。

ネット上で「年収500万円以上なら誰でも始められる」といった広告を目にしたことはありませんか?

あるいは駅前を歩いているときにスーツ姿の営業に話しかけられて、マンション投資の話をされたことはありませんか?

このワンルームマンション投資、実は非常に危険な投資です。

不動産投資自体、金額が大きく初心者に向かない投資というのはなんとなくわかると思います。十分な知識と資金があって初めて検討できる投資手法です。

その中でワンルームマンション投資をあえてあげるのは、ローンされ通れば自己資金ほぼゼロでも始められるため初心者が手を出せてしまうからです。そして大損するケースが続出しています。

大手企業が当たり前のように販売していますが99%損をするといっても過言ではありません。

どんなに親しい人に勧められても、ワンルームマンション投資の誘いには絶対に耳を貸さないでください。

まとめ:初心者が避けるべき投資

今回ピックアップした初心者が避けるべき投資3選は仮想通貨レバレッジ型の投資信託ワンルームマンション投資の3つです。

これらの投資手法は必ず失敗するわけではありません。一部の人は成功して、何億も稼いだ例もあります。だからこそ人によっては魅力的に見えてしまい危険なのです。

十分な知識や経験があれば自己判断すれば良いですが、少なくとも初心者のうちはこの3つのワードを見かけたら、投資先としては絶対に避けるようにしてください!

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