FP3級は独学で合格可能!必要な勉強時間とおすすめ勉強法【初心者向け】

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資格・検定
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FP3級、正式名称「3級ファイナンシャル・プランニング技能士」は、税金や金融資産運用などお金に関する幅広い知識の基礎を学べる資格です。

「将来のために資産形成を始めたい」「キャリアアップのために金融知識を身につけたい」こういった思いから、FP3級が気になっているという方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、FP3級は独学で十分合格可能です。

必要な勉強時間は40時間ほど。テキスト・動画・過去問を組み合わせれば、初心者でも無理なく合格点に到達できます。

本記事では、独学におすすめの勉強法や教材を、FP2級合格者の体験談を交えて紹介します。

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合格までに必要な勉強時間の目安

初心者でも40時間確保できれば合格圏内です。

さらにこのうち大半の時間は、YouTubeで動画を観たり聴き流したり、あるいはスマホでクイズ形式の問題を解くだけです。本格的な座学としては、40時間のうち10時間もあれば十分と考えています。

以前は4ヶ月に1回しかチャンスがなかったため、万一不合格にならないように60時間や80時間の勉強時間が推奨されていました。

しかし、2023年12月からWEB試験が導入されいつでも挑戦できるようになって、ハードルは下がっています。

1日1時間ペースの勉強を1ヶ月継続し、WEB試験の申込後もラスト10日間ほど継続すれば十分合格を狙えます。

ちなみにWEB試験になってからの合格率は、8割以上となっています。

FP3級独学のおすすめ勉強法

ここからは勉強法について解説します。

先ほど40時間とは言いましたが、それは合格点の60点を目指す場合です。

合否以上にしっかりと知識を身に着けたいとか、絶対落ちたくない性格の方は+10時間程度見ておきましょう。

それだけの勉強時間を確保できれば、過去問で安定して90点を取れる水準に到達できるはずです。

勉強方法は

  1. テキスト読み
  2. 動画で復習と定着
  3. 問題集、過去問でアウトプット

この3つです。それぞれ詳しく解説します。

テキストの選び方と使い方

テキストを1冊購入して読んでいきます。書店で手に取ってみて読みやすいものを選ぶと良いでしょう。

年度によって少しずつ内容が変わります。2年前くらいなら過去のテキストでも問題ありませんが、その場合は受験前に、法改正のポイントを抑える必要があります。

個人的にはここで一気に2級のテキスト購入をおすすめします。試験範囲はほぼ同じで、後々2級を目指す可能性も高いためです。仮に2級は目指さないとしても、2級レベルで勉強すると3級取得においても有利です。

おすすめテキストはこちらです。このあと紹介する講義動画に対応していて使いやすいです。


読むだけではなかなか頭に入らない人には、次の方法がおすすめです。

・ノートを広げて書き込みながら
 読むだけよりも、手を動かして書くことでより記憶に残ります。
・AIに教えるように入力しながら
 AIの活用も効果的です。テキストの内容についてAIと会話するように読み進めると、記憶に残りやすく、もし理解の間違いがあっても指摘してもらえます。

効率良く勉強するポイントは、数字や用語の暗記や、一見して理解できない論点は後回しにすることです。

まずは読書感覚で、楽に最後まで読み切ることが最優先です。

動画で効率的に理解

テキスト読みと並行して行うのが動画視聴です。

YouTubeの無料動画でも優良級の動画が数多くあり、独学をおすすめする一番の理由です。

 ✅おすすめチャンネルはこちら
  ほんださん / 東大式FPチャンネル – YouTube

3級用『爆速講義』、2級用『完全講義』の2シリーズがあります。

時間があれば2級用の動画をメインにすると理解度が高まりますし、動画の中で「ここは3級では範囲外」など補足があるのもありがたいです。

暗記よりも「理解」に重点が置かれていて、とても観やすい講義動画です。

2025年10月『完全講義』シリーズの動画がリニューアルされました!

過去問・問題集で実戦力強化!

一通りのテキスト読みを終えたらアウトプットを始めましょう。

無料でできる過去問サイトが充実しているので、問題集の購入は必須ではありません。

とはいえ問題集は、過去問と比べて難易度が高い問題が多いです。間違えながら覚えるスタイルは学習効率が高めですね。

 ✅おすすめサイトはこちら
  FP3級 過去問道場🥋 (学科)【完全解説付】|FP3級ドットコム (fp3-siken.com)

学科、実技とも過去数年分の問題に挑戦できます。1回分(学科は60問)を終えると正解不正解の分析や、間違った問題の再挑戦もできます。

スマホで1問ずつポチポチ挑戦する以外に、問題用紙・解答用紙・模範解答を印刷して解くこともできます。

2級受験のときは時間を測りながら解くと、時間配分など体感できてかなり役に立ちました。(2級実技の試験時間はかなりタイトです)

最後に重要ポイントですが、最新3回分の過去問は解かず後回しにしましょう。受験直前に本番を意識して解くために残しておいてください。

まとめ|FP3級は独学で十分合格可能

本記事ではFP3級の勉強時間や勉強方法を紹介しました。

もしかしたらまだ受験するかどうか悩み中の方もいるかもしれませんが、資産形成や自己啓発の第一歩として非常に有用な資格です。

今回紹介したチャンネルやサイトを少しだけでも体験してもらえたら、合格まで学習を継続するイメージが湧くと思います。

少なくとも自分にとっては、FP3級の受験を決心したことで様々な価値観に良い変化がありました。

ハードル高く考えず、ぜひ挑戦して人生を変えてみてください!

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